本日はさほどでもありませんが、先週はかなりひどかったようですので、以前書いた記事を改めて掲載いたします。
いわゆる「Eスポ」と呼ばれる現象につきましては、(詳しくは省略しますが)FMラジオやテレビ電波など、通常遠くまで飛ばない電波が遠くまで飛んでいってしまう現象のことを言います。(正式にはスポラディックE層と呼ばれるものです)
先週の傾向では、中国語圏からの電波がよく飛んできています。国内からの電波はまだ受信できていません。
この現象のため、88.2MHzという周波数を使っている当局や、近隣では佐賀市のえびすFM(89.6MHz)などは、同一もしくは近隣の周波数を使っている他国のラジオ電波(主に87MHz以上が使われています)により妨害を受けることになります。
具体的には、当局送信所からの電波が弱いところでは派手に混信したり、また電波がそこそこ強いところでも「ピュルル〜」などといった雑音が混じって聞こえることが考えられます。
これらは自然現象ですので対処できないのが現状ですが、おおかたの場合数十分〜長くても数時間程度で解消するものと思われます。また夜は発生頻度が低い傾向にありますので、当局の放送については影響はさほど大きなものではないと考えられます。
リスナーの皆様にはご不便をおかけしますが、ご理解の程よろしくお願い申し上げます。